掛け算に順序はあるのか?

答案最近私自身の計算力が落ちていると感じる今日この頃、「掛け算の順序」がちょっと話題を集めています。

「長いすが6つあります。1つのいすに7人ずつ座ると皆で何人座れますか。」という至って普通の問題です。一見すると「しき6×7=42 答え42人」ときちんと回答しているように思えます。しかし先生の採点は答えのみ正解、式はバツ。ご丁寧に「7人ずつ×6つ分」と赤字を添えて訂正してくれています。当然この写真を撮った方は奇妙だと考え、何人もの方がその意見に賛成を示していました。しかし先生としても言い分はあるはず。何故この式が間違っているの判断されたのか?このギャップはどこから生まれるのか?少し長い文章となりますが調べてみました。

何故式に×がつけられたか

まず一般的な意見としては上の画像に次のようなツッコミが入ると思われます。

 掛け算には交換法則「A×B=B×A」が成り立つのだから「6×7=7×6」であり、
どちらも同じ「42」という値になる。よって「しき6×7=42 答え42人」と答えても誤りではないはずだ。

つまりどちらでも同じ答えになるのだから、「6×7」と「7×6」どちらでも正解のはずという意見です。たしかに交換法則を知っている大人にとっては当たり前と思える意見です。

しかしこのテストを採点した先生としてはそれは認めていないわけです。事実、「6×7=42」を誤りとし、「7人ずつ×6つ分」と訂正しています。

恐らくはこのような意見を持っているのだと思います。

 「=」で結ばれているからと言ってその式が表わしている意味が同じであるとは限らない。
「6×7」と「7×6」は値としては同じになるが、その式が表わす現象は異なっている。

つまりは「6×7」と「7×6」では答えは同じでも意味が違うということです。ただし先生本人の意見は上の写真からは窺い知ることはできないので憶測です。しかし全くのデタラメではなく一応私にも論拠となる引用があります。

 「タコが2匹います。それぞれ足は8本。全部で足は何本?」。「2×8」と書いた子どもたちを見つけた先生は、しめしめという顔で、足が2本のタコを8匹、パネルに貼っていった。「宇宙人みたい」「タコじゃない」。あちこちでつぶやきの声が上がった。
「2×8でも8×2でも答えは同じ。でも、意味は全然違うよ。文章をよく読んで考えてとくことが大切だね」と先生は話した。


2×8ならタコ2本足(朝日新聞 2011/1/17)
からの引用です。
写真の先生の付け加えた赤字から推察するにこの引用と同じことを考えたのではないでしょうか?上の文章が示すことは、タコの足の本数を求める際、「2×8」では二本足のタコが8匹、「8×2」では8本足のタコが2匹を意味しているということです。答えは同じになっても式が表わす状態が違うため「答えは〇でも式は×」といった判定が下されることになります。

では何故そのような意味になってしまうのでしょうか。答えは算数の教科書の中にありました。小学校二年生の算数の教科書には「1つぶんの数×いくつ分=ぜんぶの数」という式が出てきます。これが掛け算の定義となります。つまり掛け算とは教科書によると「ある数の塊(1つぶんの数)がいくつかあるか」を数えることにより「答え(ぜんぶの数)」を求める計算になります。

例えばタコの足の例では、「1つぶんの数」とはタコ1匹の持つ足の数に、「いくつ分」にあたるのがタコの個体数で、それらの掛け算がぜんぶの数(答え)になります。これを式で表すと「1匹あたり8本の足×2匹=16本の足」という式が出来上がります。

そこで最初の写真の問題に立ち返ると、

掛け算は「1つぶんの数×いくつ分=ぜんぶの数」で教えている。
「6×7」では「6人ずつ座れる長椅子が7つ」で、「7×6」では「7人ずつ座れる長椅子が6つ」を表す。
そのため「長いすが6つあります。1つのいすに7人ずつ座ると皆で何人座れますか。」という問題に対しては「7×6」が正しく、「6×7」は誤りである。

と先生は判断されたのではないでしょうか。

3つの反論

(1)「1つぶんの数×いくつ分」ではなく「いくつ分×1つぶんの数」と書いてはいけないのか?

一つ目の反論は、「1つぶんの数」を前に書き、「いくつ分」を後ろに書くこの順番に何か根拠はあるのかという点です。

つまり「1つぶんの数×いくつ分」という形式的に定められた順序に拘る必要はあるのかという反論です。最初に提示したように掛け算には交換法則が成り立ちます。にも拘らず上の計算で交換法則が成り立たないのは「7人座れる椅子×6個≠6人座れる椅子×7個」としたからであり、「7人座れる椅子×6個=6個×7人座れる椅子」と全体の順序を入れ替えればきちんと意味の通る式になります。

(2)「1つぶんの数×いくつ分」の順で書くとしても見かたを変えることによってどちらでも「1つぶんの数」として扱うことができるのではないか?

第2の反論は「1つぶんの数×いくつ分」の順序を認めたとしても見かたによってはその順序が意味をなさなくなるという少し技巧的な反論です。

上の問題では「1つぶんの数」を「長椅子に座れる人数」としていました。しかし問題文を「それぞれの長椅子に一人ずつ割り当てて座らせる。すると6人が座れる。それを7回繰り返すとき何人座れるか」このように捉えたらいかがでしょうか?

この場合だと「1つぶんの数」は「一回の割り当てで座れる人数」となります。そしてこれを式に直すと「一回当たり6人×7回」、つまり「6×7」という式になります。少し回りくどい考え方ですが、このように考えれば「1つぶんの数×いくつ分」の順序を満たしつつ「6×7」という式も正解とみなせると思います。

(3)掛け算の順序で意味理解を判断できるのか?

3つ目の反論は「掛け算の順序の正誤」と「問題の意味を理解しているか否か」は本当に関係があるのかという反論です。

上記の2つの反論のように考えた場合、問題文から「6×7」を導き出す人もいるかもしれません。特に反論(1)で示した様に考える人も少なくはないと思われます。それなのにいわゆる「正しい」順番で掛け算の式を作らなかった人は全員問題の意味を理解していないと断じるのは非常に危うく感じます。

もし本当に問題の意味を理解しているか判断したいならば「掛け算の順序の正誤」以外の方法を使うべきではないでしょうか。
たとえば「式だけでなくその式を作った理由も書かせるようにする」「問題文中に『3時に』や『12歳の』など導出には関係ない数字を混ぜる」などはどうでしょうか?

まとめ

以上が「写真の式が間違いと判断された理由」と「その判断への反論」でした。

この記事をここまで読んでいただけた方ならお分かりでしょうが、私は「7×6」「6×7」どちらでも正しいと考えています。
そもそも教科書で紹介している「1つぶんの数×いくつ分」の順番は記述を1通りに統一するための便宜であり、解りやすくするための工夫だと思います。しかしその順番を絶対のものと考え子どもたちに押し付けていくのは余計な混乱を生み、算数への理解や興味を奪うことになってしまいかねないと思いますがいかがでしょうか?

罠(トラップ)の種類とその仕組みについて

「罠」という言葉は現在では多くの意味で使われます。例えば「人を陥れるための策略」「不注意で陥りがちな失敗」のことなどをよく○○の罠と表現します。しかし元々の意味と言えば狩猟や戦争に使われる物理的な装置のことです。今回はその後者の意味での罠について調べてみました。

罠の性質・分類

比喩的な意味ではない実際の道具としての罠とは「相手を無力化する道具」です。それもただの道具ではなく他の道具にはない様々な特徴を備えています。

性質1-作為性

罠という道具の特徴としてまず第一に「相手を陥れること」を目的としています。捕獲、殺傷など用途は様々ですが「相手が引っ掛かりやすくする」、また掛かった後の「被害を大きくする」「掛かった状態から脱出しにくくする」などとにかく相手の嫌がることを考えて作られます。そのため罠に掛けようとしている相手のことをよく知らなければなりません。

性質2-隠蔽性

第二の性質としては「相手に気付かれない」ように設置されます。相手が引っ掛かるまでそれが罠と気付かないようなものが理想的な罠となります。
そのため罠の設置個所は開けた場所や見通しの良い場所ではなく、ジャングルや草原など遮蔽物の多い場所に仕掛けられます。
また罠自体も小型化、保護色など見つかりにくい風体にします。また見つけやすいものであってもそれが罠だと気づかれないようなデザインならばこの隠蔽性を満たした罠ということができます(これをブービートラップと言います)。

分類1-目的

罠は幾つかの分類方法で分けることができます。その1つが罠の「目的」で分類する方法です。
捕獲用罠……罠にかかった相手の動きを封じ、その場に拘束することを目的とします。
殺傷用罠……罠にかかった相手を負傷させたり、あるいは殺したりすることを目的とします。

また本来の目的とは離れますが罠を威嚇のために用いることもあります。この先に罠が仕掛けられており引っ掛かると大変な目に合うと認識させれば多くの生物はその場所に近づくことを止めるでしょう。このように罠自体ではなく罠への恐怖を利用することもあります。

分類2-作動方法

2つ目の分類方法は「作動方法」です。
手動罠……罠付近の様子を見ながら設置者が罠を作動するタイミングを決める罠です。
自動罠……罠自体にある状況になったら作動させる機構を組み込んだ罠です。

多くの場合、罠と言えば自動罠を指します。やはり罠付近で人間が待機していなければならない手動罠は利便性に欠けます。大多数の罠は人間の手を離れても仕事を行う様に自動化されています。

分類3-対象

3つ目の分類方法は「対象」です。誰に対しての罠なのかという点で分類できます。
対獣罠……イノシシや狸、野鳥など野生生物に対する罠です。
対人罠……人に対しての罠です。

実はこの分類は分類1とも関係が深かったりします。基本的には、対獣罠は捕獲用罠で、対人罠は殺傷用罠です。なぜなら人間を捕獲用罠で捕えたとしても人間は動物と違って知恵を持っているので脱出されてしまう可能性が高いからです。故に人間に対しては殺傷することで無力化することが多いです。

具体的な罠の例とその特徴

ザル罠

trap1ザルとヒモとつっかえ棒を使った原始的な罠です。ザルを下に向けつっかえ棒を使い斜めに立てかけます。そしてつっかえ棒にヒモを結び、そのヒモの端をもってどこかに隠れれば完成です。

特徴としては「非常に簡単に作れ、扱いやすいこと」そして「獲物の様子を見て自分で作動させなければならないこと」です。特に後者の自動的に作動しない点は大きなデメリットです。上記の分類2でも書きましたが、ぶっちゃけてしまうとこの罠を使うのと、銃や弓矢などの飛び道具を使って狩猟するのはほとんど同じ手間であり、罠特有の「勝手に獲物を捕まえてくれる」という優位性がないのです。故に作動型の罠というのはほとんど廃れてしまって残っておらず、設置型にその地位を奪われてしまっています。

しかし一応このザル罠にも進化版(?)があります。例えばザルの代わりに長い網を使い多くの獲物を一遍に捕えられる「無双網」や、重い板を使い獲物をそのまま圧殺する「戸板落とし」などです。

落とし穴

trap1罠の代表格といっても良いのがこの「落とし穴」です。「陥穽」とも呼ばれます。これもまた原始的で、穴を掘りその穴を見えないように土や草をかぶせて隠せば完成です。

特徴は「スコップがあれば作れる簡単さ」と「単純故にカスタマイズしやすい点」です。
以上の特徴より用途や状況に応じて有史以前から多様な落とし穴が開発されてきました。そしてその多くが狩猟目的よりもどちらかと言えば対人間用つまり戦争目的に使われました。例えば、穴の底に木杭を差し殺傷能力を高めたり、密集して落とし穴を作って道を通りにくくしたり、落とし穴の口部分に下向きに木杭を打ち込み脱出しにくくしたりなどです。あとは川底に空の壺を入れと渡河中の兵隊を溺れさせたりと作る場所も様々です。

trap1その尖った先端で触った者を殺傷します。
ベトナム戦争ではゲリラ軍が落とし穴に棘を組み合わせて使いました。しかもその棘には毒や人糞を塗り、感染症を発症させやすくしたそうです。

また持ち運びに便利なように「まきびし」や「有刺鉄線」作られました。この場合棘自体の殺傷能力よりも足止めのためのものです。棘に手間取っている間に逃げたり掃射したりするために使われました。

単体では地味ですが工夫すれば棘も立派な罠になりうるものです。また人間の潜在的な棘への恐怖を利用して威嚇・牽制にも使われます。

括り罠

trap1ヒモで輪を作り、獲物がその輪の中へ足などを入れた時に和を閉め拘束します。ザル罠と同じように手動の物もありますが、多くは自動で捕獲を行う仕組みになっています。

特徴としては「構造がシンプルで使いやすい点」「捕獲した動物を比較的傷つけにくい点」などが挙げられます。その特徴から現在でも狩猟目的で使われることが多くあります。

バリエーションとしてはその場に捕えるものと吊し上げるものがあります。

箱罠

これも括り罠と同じように現在でもしばしば用いられています。箱の中に餌を入れ、その餌を求め箱に入った獲物が食いついたときに箱の入り口を閉めて捕えます。

特徴は括り罠とほぼ同じです。違いは目標となる獲物に適したサイズの箱を使わなくてはならない点と完全に箱の中に捕えるため動物が暴れにくい点です。(ただし完全に身動きが取れなくなるためストレスを感じる動物も多いようですが)

鼠用の小さい「シャーマントラップ」から、熊を捕える巨大な「カルバートトラップ」までサイズは様々です。カルバートトラップには運びやすい様にタイヤまでついているものもあります。また箱罠は基本的に1個で1体の動物しか捕えられませんが、「囲い罠」という大きな柵で囲った空間内に多数の動物を捕えられるものもあります。

網罠

設置した網の中に獲物を追い込み出られなくするトラップです。

網罠の特徴はすなわち網の特徴でもあります。つまり「広範囲にわたり設置することができる」「クマなどの大型動物を捕えるには耐久性が心許ない」という点です。そのため「大量に」「小さい生物を」捕えることに適しています。具体的には魚を捕える「置き網漁」、野鳥を捕える「霞網」などです。

獲物の行動経路(潮目、通り道など)をしっかりと先読みした網罠は効果絶大で、まさに一網打尽の威力を発揮します。しかしその効果の高さは貴重な渡り鳥などの乱獲につながってしまう恐れがあり、特に霞網は特別な許可がない限り禁じられています。

トラバサミ

trap1鋭いギザギザの歯が特徴的な罠、その名もトラバサミです。真ん中の板を踏みつけると歯が閉じて、足が挟まれ動けなくなってしまいます。英語ではBear Trapといいます。

捕まえた動物に苦痛を与えてしまう点が問題視され原則として禁止されています。使用には許可を取る必要があり、それも「鋸歯がなく」「小型の」ものに限られています。実際熊用のものだと人間が誤って踏んだ場合足の骨を骨折させる威力があるそうです。

粘着罠

ベタベタする液体で、触った獲物の行動を封じたりします。ハエ取り紙やゴキブリホイホイなどは現在もつかわれています。衛生上、毒罠が使えない厨房や飲食店などで活躍します。

また日本で古くからある粘着罠と言えば「トリモチ」です。漢字で書くと「鳥黐」、餅ではないんです。モチノキの樹皮からとることができます。かつては木に塗ったり、長い竿の先に付けて鳥を取ったりしましたが、現在ではこれは禁止されています。

地雷

地面に埋めて、踏まれると爆発する爆弾をつかった罠です。「埋火」などとも呼ばれていました。

罠は基本的には狩猟が由来のものが多いですが、地雷は完全に戦争のために生み出された罠です。特徴としては「人に特化している点」「殺害ではなく負傷させることを目的としている点」などが挙げられます。なぜ負傷させることを目的としているかというと負傷させた方が看護や搬出用の兵士が必要になり、結果的に多くの兵士を離脱させることができるからです。地雷には人を殺害する威力はありませんが、足首や膝付近まで損傷させる威力は十分にあり、地雷に掛かった人の多くが足を失ったりなどの後遺症に悩まされています。

地雷は誕生以降様々なバリエーションのものが生み出されてきました。踏むと爆発する単純な物から、センサー反応、ピン式など作動方法も様々です。また水中用の「機雷」、車両・戦車を破壊する「対戦車地雷」、小型の榴弾を発射し金属片を広範囲に飛び散らせる「跳躍地雷」などがあります。

ワイヤートラップ

細く見えにくいワイヤーを使ったトラップです。人が通りそうな道に対しワイヤーを張り、引っ掛けて転ばせたり、触れた時に連動して別の仕掛けを作動させるなどの使い方をします。

また変わった使い方としては「鳴子」というものがあります。木の板を吊るしたワイヤーを張り巡らせ、誰かがそのワイヤーに触れると板が鳴って居場所がばれてしまうトラップです。

電気罠

電気を使ったトラップの総称です。電気罠は電気で動くトラップではなく、電流自体を用いたトラップの事を指します。
電流はパッと見には流れているかどうかわからないのでたとえトラップ自体が見えていたとしても触れるまでそれがトラップかどうかわかりません。

いくつか例を挙げると、光や紫外線で虫を引き寄せ触れた虫たちを電流で退治する「誘蛾灯」、イノシシやシカなどの害獣対策に畑を囲う柵に電流を流しておく「電気柵」などがあります。また海外の銀行の金庫の壁には高圧電流の流れている線が張り巡らされていて、壁に穴を開けて侵入しようとする不届き者をシャットアウトします。

特徴としては「電源が必要なため町中やその付近など電力インフラが整っている場所に設置される点」です。やはり山奥など完全な自然の中には置くことができません。

罠の問題点

以上に見てきたように罠は非常に便利です。しかし、人間の手から離れて運用することが多いことからどうしても以下に挙げる問題点がつきものです。

目標の獲物以外の生物が罠にかかってしまう

捕獲しようとしていた動物以外の動物や人間に対しても罠は作動してしまうことがあります。例えば仕掛けられたトラバサミを人間が踏んで足を怪我したり、害獣対策の電気柵に人間がうっかり触れ感電してしまったりなどです。また箱罠などは人間はかかりにくいですが、その代わりペットの犬や猫が誤って入ってしまうこともあります。

日本では狩猟罠のせいで誤って怪我人を出してしまった場合その責任は狩猟者(つまり仕掛けた人)に向かいます。そのため罠を仕掛ける際には「設置場所」には非常に気を使わなくてはいけません。

取り除かれない限り残存し続ける

罠は仕掛けたらその場に留まり続けます。何日経とうと、あるいは何年経とうと人間の手で取り除かない限りその場に残留し続けます。この問題点が特に現れるのが「地雷」です。戦場に埋められた地雷が戦争終了後も残り続け、周辺の住民が被害を受ける、もしくは地雷原となった場所に誰も立ち入れず復興が遅れるなどの問題が発生しています。

そのため罠を仕掛ける際は必ず「罠を解除し片づけること」を考えなければなりません。例えば「罠の位置をマッピングしておく」「一定時間経つと作動しない罠にしておく」などです。特に上記の地雷の場合、何の対策もしていなければ地雷を仕掛ける費用よりも地雷を探索し処理する費用の方が高くつくと言われています。

ジョジョの奇妙な冒険4部 ダイアモンドは砕けない 第16話「狩り」に行こう! 感想



page-jojo16aジョジョの奇妙な冒険4部 ダイアモンドは砕けない 第16話「狩り」に行こう! の感想です。仗助&承太郎の新旧主人公コンビがスタンドを持った鼠の狩り(ハンティング)に向かいます。無敵のスタープラチナ、野生動物を知り尽くした承太郎の冷静な判断力、回復役の仗助、その他文明の利器等々、たかが鼠狩りには過剰な戦力……と思いきや……。動物スタンド使いの恐ろしさを味わう第16話です。

仗助、これから狩り(ハンティング)に行く

開始0秒で突然の承太郎さんのこの言葉。おそらく前後の会話などなくいきなり切りだしたと思われます。この言葉を「女の子をナンパしに行く」と捉えた仗助もどうかと思いますが、「矢で射られスタンド能力を持ったネズミを駆除しに行く」という奇妙な冒険をこの一言で済まそうとした承太郎もどうかと思います。

俺結構純愛タイプだからな~。やったことねえっすよ。できるのかな~

仗助の恋愛に対する姿勢(?)が語られる珍しいシーン。がんがんアプローチしていくタイプではなく、はぐれ刑事のように純情な仗助の恋愛に対する姿勢(自己申告)。テメーは女の子の方から寄ってくるくせによッ、クキィー!

昨日、音石明が自白した(無視)

ま、それは置いといて音石が矢でネズミを撃ったそうです。ええ、ミッキーマウスとかのネズミです。しかもそのネズミ、スタンド使いになっているとか。とんでもないことをしてくれました音石先輩。

しかしなぜ音石明はわざわざネズミを撃ったのでしょうか?人間に使うのは気が引けたから?矢に選ばれたネズミだったから?他に音石に矢で射られたスタンド使いはいないのでどちらかと言えば前者が有力でしょうか。

おおっ!カッピョイイーッ!

仗助と承太郎のスタンドはどちらも近接型、それを補うためにベアリングを使った狙撃を身に付けます。この指弾狙撃、結構後々になっても役に立ちます。逆に言えばこのネズミ戦で戦略の幅が広がったといえます。

別にプレッシャーをかけるわけじゃないが。いいな?

承太郎さんの自然にプレッシャーをかけていくスタイル、恐ろしいです。しかしこんなもんじゃねえ承太郎さんの恐ろしさは。承太郎さんが本気を出せば歴戦のギャンブラーであろうと立ったまま気絶させることができるのです。

チーズは鼠にゃあゼータクすぎるぜ

ネズミの足跡があった排水溝付近に罠やビデオカメラを仕掛ける承太郎と仗助。ビデオカメラは最新型、当時では珍しいモニター付きでその場で録画が確認できるものです。それに対しネズミ捕りの餌はチーズではなく天かすを使っています。ケチっているわけではないのです、ただゼータクすぎるだけなのです。

なんかやたらとハエが……承太郎さんッ!こ、これはッ!

大量のネズミの煮こごりのような死体を発見してしまう仗助。規制なし!グロ注意!グロ注意!そんな死体の塊をアラレちゃんのように棒で突っつく承太郎さん。

排水溝のつながっている家屋に目を向けるとそこにはなぜか住んでいる人が見当たりません。ただのネズミ退治と思いきや、おぞましくなってきました。

なんだ…冷蔵庫のコンプレッサーの音か…

当然ただの冷蔵庫のコンプレッサーの音では済まないのがこの「ジョジョの奇妙な冒険」です。早い話、鼠がいました。あと住人も生きていました。肉を溶かされ生きたまま餌にされてという状態ですが……。

流石にこの住人の煮こごりは自主規制、黒塗りで隠されています。今までに黒塗り自主規制があってよかったとこれほど思ったことがあっただろうか、いやない。

しかしこの状態で住人たちが生きているというのが凄い。体内、どうなってるんでしょうか。さらに凄いのは生きてさえいればこの状態から治すことができるクレイジーダイヤモンドの能力です。もしこの話にクレイジーダイヤモンドがいなかったらと思うと心底ぞっとします。

グレート…目と目が合っちまった

承太郎さんは別の部屋を調べていてお留守。そんな状態でネズミと対峙することになった仗助。肉を溶かす謎のスタンド、鼠の攻撃を受けるだけでなく逃がすこともできないという切羽詰まった状況、ここの緊張感は初めてマンガを読んだ時もヤバかったです。

蓋を開けてみれば仗助は放ったベアリングを2発とも当て、片やネズミの毒矢はフライパンで弾くという冷静な判断を見せ、無傷での勝利。しかし一歩間違えれば取り返しのつかない大惨事になっていたことは想像に難くありません。

どうやら日没までに追跡しないと厄介なことになる。
もう一匹いるぜ。今攻撃されたんでな

スタンドネズミを見事駆除しホッとするのも束の間、承太郎から衝撃の言葉が告げられます。なんとッ、鼠は『2匹』いたッ!しかもネズミのスタンドは想像以上に恐ろしいもので、肉に触れただけでなくスタンドで防御しても溶かされてしまうと言います。

最早この地球上に生きていていい生物じゃないぜ。奴は

縄張りに入った者は仲間だろうが人間だろうが皆殺しにしていくネズミ「虫食い」。まさに外道。承太郎をしてここまで言わしめるとは、数あるスタンド使いの中でもトップクラスに邪悪な存在なのではないでしょうか。

バックトラックとは進んできた足跡をそのまま戻って敵から居場所を隠す野生動物の特殊技能である。
日本ではヒグマ、イタチ、ウサギなどがやるという。鼠がバックトラックしたという記録は「ない」!

「追跡不可能な動物はいない」E・T・シートン先生のお言葉を頼りに「虫食い」を追跡していく二人。途中でバリーとミスタージュンコが犠牲になり仗助の闘志がメラメラと燃え上っていきます。しかし!ここで!なんということか!虫食いの足跡が途切れてしまったのだッ!そう!奴はバックトラックを使い二人を欺いたのだッ!そして承太郎が仕掛けたネズミ捕りを逆に利用し、仗助を罠に掛け、ついに仗助の首に毒針を打ち込むことに成功したッ!

ネズミとは思えぬほどの狡猾さを見せ始める虫食い。何が一番恐ろしいかって虫食いの行動が全て追跡者を殺すために「計算された」行動だった点です。つまり追いつかれたので場当たり的に二人を攻撃したのではなく、恐らく承太郎と出会った時点から相手を殺すことを考えて行動していたのです。そうでなければわざわざ重たい罠を持って行動はしないでしょう。二人が自分を追跡してくることを予想し、狙撃しやすい地形におびき出して、その地点に罠を仕掛けて、自分は岩場に潜伏する。野生の勘か怜悧なる殺意か、とにかく二人は鼠にいっぱいくわされたというわけです。

スタープラチナ・ザ・ワールド!

しかし承太郎が冷静に対処し仗助は事なきを得ます。そして逆に先ほどの攻撃から虫食いの狙撃位置を割り出します。「今回間抜けなイメージになってるのは俺だけですか?」と溢す仗助ですが、正直今回所々で挟まる仗助のギャグパートがないと終始戦いだけの重い話になってしまうので、この清涼感は不可欠だと思います。

ここで初めて登場した「スタープラチナ・ザ・ワールド」という名前。「スターフィンガー」のような技の名前ではなく、あくまでちゃんとしたスタンドの名前です(6部のスタンド解説にちゃんと乗っています)。じゃあ「スタープラチナ」はどうなったのという話ですが、「越前康介」と「コンバット越前」のような関係性です(多分)。

俺がかわすのを計算して岩で針を反射させたというのか…跳弾ってやつか!

page-jojo16b仗助のために囮となって虫食いに近づく承太郎。しかし虫食いは跳弾を利用しなんと承太郎の『時止め』を攻略してしまいます。音石や間田が必死になって掻い潜ろうとしていたのに…。囮になるために相手の土俵に入っていったからこその敗北だと思いますが、それでもこれは衝撃的でした。

そしてアニメのこのカット。承太郎がこんなにピンチの表情になっているのは珍しい気がします。DIOに肋骨や肩の骨をブチおられた時もこんな痛そうな表情はしていませんでした。

急に闘志が湧いてきたぜ。野郎必ず当ててやる

page-jojo16c
意を決した仗助は弾丸を放ちます。しかしその弾は岩陰に隠れる虫食いには当たらず。万事休すかと思いきや一発目はこちらに体を向けさせるためのブラフ、本命の二発目を構える仗助は的の大きくなった虫食いに見事弾丸を撃ち込みます。こんなにかっこいい双眼鏡の持ち方は初めて。

to be contiued

最初は「虫食い」の話自体が割愛されてしまうのではないかと危惧しておりました。しかし本筋とは直接関係のない話ではありますが、「4部では珍しい殺すか殺されるかのガチバトル」「人間以上に狡猾な動物スタンド使い『虫食い』」「仗助と承太郎の信頼関係」など見どころが沢山ある話です。それを細かいネタはカットされつつも、濃い作画と原作のような緊張感でそのままアニメ化されたのは非常に嬉しかったです。

176話 歴史を変える一日!!の巻 感想

ネメシス

キン肉マン 第176話「歴史を変える一日!!の巻」の感想です。弱腰のキン肉マンを命がけで説得したネプチューンマン(ただし懸けたのはキン肉マンの命)。言葉でなく拳で交わした激励を胸に、キン肉マンはメディカルサスペンションへ戻り、決戦への時を待ったのでした。

新時代を迎える朝!

メディカルサスペンションが解除され、キン肉マンもネメシスも共に怪我が回復、体調もバッチリコン。

「昨日はひどいことを言ってしまった」とウォーズマンに謝るキン肉マン。それに対しウォーズマンは「お前の力を知っているのは お前と戦った俺たちだ。それを今日戦うネメシスにもちゃんと見せてやれ」と檄を飛ばします。

「俺たち」というのはウォーズマンだけでなく今まで戦った数々の超人たち、特にリングで対峙した完璧超人のネプチューンマンとピークア・ブーも当然含まれています。

昨夜のネプチューンマンとピークア・ブーとの対面について、空気を読みミート君には一切話さないウォーズマン。体は機械だが心はさに非ず、情を汲み気遣ってやることができる熱い男です。

今日は甲子園で満塁ホームランじゃ!

超満員の阪神甲子園球場。意気揚々とやってきたもののラッキーゾーンでの一戦を思い出すキン肉マン。間借りしたラッキーゾーンで野球のおまけとして試合をさせられましたね。

私は何か間違っていたのか?

完璧超人側の控室で対峙するネメシスをストロング・ザ・武道(超人閻魔)。あれだけいた無量大数軍・完璧超人始祖たちは散り、残るのはこの二人だけ。

そんな中、武道はネメシスに語ります。「ずっと欺いていたことへの非礼」「完璧超人の門を叩いてくれたことに対する喜び」「ネメシスへの期待・信頼」そして「自分の迷い」。かつては同じ志を持っていた者たちが戦いで敗れ去り、あるいは自ら袂を分かち、ひとりひとりと自分の下から姿を消していきました。一度はダンベルの掟によって消失するはずだった自分の命が助かってしまった。そして生まれた迷いが上記の言葉を武道の口から吐露させたのです。

その言葉に対しネメシスは即座に答えます。「自分が完璧超人の理念に救われたこと」「完璧超人の理念こそが世を導く教えであること」「それを証明するためにキン肉スグルを必ず倒すこと」。

武道の「迷い」も「控室の天井が低いこと」も「ベンチがひん曲がっていること」もネメシスの目には映りません。ただひたすらに完璧超人の理念を信じています。そんな愚直なネメシスに対し武道は立ち上がり「期待している」と声を掛けました。

キン肉族としての矜持を携えて!

自分の試合を野球のおまけと思い込みラッキーゾーンのある外野へと向かおうとするキン肉マン。テリーマンやミート君がベンチからグラウンドへ出るよう促しても「野球の邪魔して審判や監督に怒鳴られても私は知らんぞ~」と疑心暗鬼。よほど思い出に残っているのでしょう。

しかしマウンド入口の階段に足を掛ければ雰囲気は一変、きりっとした表情やリングへ向かう背中からはかつてダメ超人と呼ばれていたころの面影はありません。白いマントに身を包み、キン肉マンを待つ大歓声の甲子園へと入場していきます。これで本当に野球の試合が行われていたらどうしましょう

感想

武道の迷い言葉「私は何か間違っていたのか?」には心に来ました。この言葉に対しネメシスは間違っていないと肯定して見せました。しかしこれはネメシスの立場からすれば当たり前のことで、完璧超人の理念を否定することは自分の生き方や自害した無量大数軍たちを否定することにもつながります。
もしこれがネメシスではなく他の完璧超人始祖への問いかけだったなら、また別の答えを聞くことができたでしょう。しかし始祖たちはもういません。そう、ゴールドマンを除きです。そのゴールドマンとの試合があればこの答えを聞くことができかもしれません。注目したいところです。

リングへ向かうキン肉マンのカットがとても格好良い。全身を白いマントで包んでいますがコスチュームはどうなのでしょうか?懐かしのコスチュームが出てくるかそれとも新コスチュームか、こちらも気になります。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイアモンドは砕けない 第15話「漫画家のうちへ遊びに行こう その2」感想

露伴

ジョジョの奇妙な冒険 ダイアモンドは砕けない 第15話「漫画家のうちへ遊びに行こう その2」の感想です。あまり深くは書いていませんが一応アニメを視聴後にご覧頂いた方がネタバレを避けられると思います。

あと2枚で来週分の原稿が完成なんだ 20分程でできると思うから

本にされて操られ、ゴキブリポイポイに入っていくゴキブリのように露伴の家にやってきてしまった康一。

原稿用紙2枚を20分で書き上げると豪語する露伴先生。下書きなし、スミベタ手裏剣、集中線一気書きなど凄まじいテクニックを見せつけてくれます。良い子の皆は真似しちゃダメだぞ。現代アートみたいな原稿が出来上がるから。

それに負けじと康一君も素晴らしい実況を聞かせてくれます。ジョースターの誇り高き血統のように、スピードワゴンやシュトロハイムの熱烈なる解説者の魂が時代を超えて受け継がれています。

ページを取れば取るほど君の体重は減っていくけど構いやしないだろう?

完成した漫画のコマを見ただけで本にされてしまう康一君。そして20kgほどむしり取ったにもかかわらずまだまだ欲する露伴先生。
ここでA4コピー紙は約4g。つまり単純計算で5千枚ほど取ったということになります。どんだけ魅力があるんですか康一君の記憶は。あの顔パック一枚一枚はもう少し重いかもしれませんがそれでもかなりの枚数を毟られていると考えられます。記憶とか飛んだりしないのでしょうか?

新オープニング

今後登場する人物が最初からハッキリ出演しています。鈴美おねえちゃん可愛い。

それでわかったんだろう虹村億泰君

仗助・億泰コンビが来てくれた!っと思ったら、ヘブンズドアーのせいで助けを求めることができない康一君。万事休すかと思いきや颯爽登場、虹村億泰。

手から結構な出血をしていた康一君。指の切断すら割と平気なスタンド使い達の生命力ならこの程度かすり傷かもしれませんが、気づいたなら仗助も億泰も教えてあげてよとも思いました。しかし結果オーライ。助けに駆けつけることができたのだから人生万事塞翁が馬。何が吉兆か分かりません。
億泰の登場が影も相まって非常にかっこよかったです。

康一君による虹村億泰批評。
『スタンド名はザ・ハンド。君は死んだ兄・形兆にコンプレックスを抱いており。何かを決断する時いつも「こんな時兄貴がいればなぁ」と思っている』
中々手厳しい言葉が並んでいます。ですが億泰なら「頭が悪いって言われなかったことが嬉しい」とポジティブに捉えてくれるはず。

『そうしろー!仗助早く知らせろー!』
『マヌケかッ!それをさせないためにお前らに説明してるんだよッ!』

助けに来たは良いものの、速攻で本に変えられてしまう億泰。しかしそれも無駄ではなく、仗助に能力がばれてしまい露伴先生一転ピンチ。

アニメでは普通でしたが、原作でのこのコマの露伴先生の顔が面白い。
アニメでの露伴先生の顔芸に負けないくらい。
だからドーダコーダいうわけではないんですが。

東方仗助が岸部露伴を困らせた時私は焼身自殺します

本にされた億泰に書かれた衝撃の一文。
数ある死に方でもかなり嫌な方に入ると思われる自殺方法です。
しかもライターの火で他の燃料もなしに焼身自殺はかなり時間がかかるでしょう。
ひょっとしてその間に承太郎さんたちを呼べば……いや仗助君は見捨てるようなことしません。康一君にもそう書いてあります。

思考時間 0.200秒

露伴の策略により物陰から出てこざるを得なくなった仗助。しかし目を瞑ればヘブンズドアーもセクシーコマンドーも無力。だがしかしスーパー漫画家岸部露伴それにも難なく対応し、突撃してくる仗助の目を開けさせることに成功します。

その思考時間0.200秒。速いのは手の動きだけではありません。
その動きについていく思考能力も必要です。
うちのパソコンよりも早いんじゃあないか?

その子、病気なんだろう?車押してやるよ

が、露伴の反撃もここまで。ブチキレ状態の仗助からラッシュを喰らい爆発四散。なぜここまでキレるのか、疑問に思う康一と億泰と露伴。

康一君の口から語られる仗助の過去バナ。上記の言葉、なんとセリフではなくサイレント映画風の字幕で表示されます。
何かと議題に上がる「不良の正体」ですが視聴者の想像を壊さないクールな演出。
製作陣に万雷の拍手。

ピンクダークの少年 休載のお知らせ

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結局仗助にボコボコにされた露伴先生。一か月の休載を余儀なくされます。

そして写真は休載のお知らせ。ゴメンネ~。この憎たらしい表情。
しかししこたまボコられた体にも拘らず、怪我を押してこのイラストを描いたのならば、この顔も愛らしく思えるのではないでしょうか。
ん?ヴェネツィアに行ってた?岸部露伴は動かないエピソード16懺悔室?
知りません、ゴメンネ~。

to be continued

とんでもなく傍迷惑な漫画家岸部露伴。
スタンドを悪用し康一君に手を出したことが運のつきで天網恢恢何とやら、見事病院送りにされてしまいました。
しかし一般人ならゲスイことにしか使われなさそうなヘブンズ・ドアーを漫画のためだけに使ったり、血だらけになりながらそれを作品に活かそうとしたりと、彼の漫画に懸ける思いは本当に『もうここまで来ると褒めるしかないね…』というほかありません。
そんなところが露伴先生の魅力であり、荒木先生の(あくまで漫画家としての)理想像なのでしょう。
以上感想でした。お読みいただきありがとうございました。