ジョジョ 4部ダイアモンドは砕けない 19話『「重ちー」の収穫(ハーベスト)その2』感想

ジョジョの奇妙な冒険 第4部ダイアモンドは砕けない 19話『「重ちー」の収穫(ハーベスト)その2』の感想です。今回は前回の続きから。当選した宝くじを拾った仗助たち。果たして無事500万円を手に入れられるのか。

(このクソガキどもが500万円当てただと?うさんくさいねぇ。
この敏腕銀行員の嗅覚が何かを感知してるわ)

敏腕銀行員

銀行で宝くじを換金する仗助たち。早速銀行員から疑いの目を向けられます。実際今回の「拾った宝くじを換金する」行為についてはかなり黒に近いグレーな行為ではあります。この敏腕さは自分から敏腕銀行員を名乗るだけのことはあります。

恐怖のサイン

コロンボや古畑任三郎のように嫌らしい質問で仗助たちを問い詰めていく敏腕銀行員。仗助も恐怖のサインを知らず知らずのうちに出してしまう始末。

ところで奇妙な事に気が付いたのですが

森下一郎

さらに決定的な証拠で仗助たちを追い詰める銀行員。なんと宝くじの裏側に持ち主の名前と電話番号が書いてあったのです。気づけよ!当然、三人の名前ではないので怪しさ満点。それに対する仗助の言い訳が「知り合いの電話番号をメモ代わりに書いておいた」。なんとも苦しい…怪しさ倍点!キャバーン!

敏腕銀行員2Pカラー

勿論、その電話番号の主「森下一郎」に電話を掛けます。森下一郎が宝くじを買ったことを認めてしまいます。常人とは思えないプレッシャーを発しながら近づいてくる警備員。(やったぞこのクソガキ共!私の嗅覚に狂いはなかった!)と勝利を確信する銀行員、ブライアン・ホークみたいな色になっています。幸運もここまでか!?

筆跡を一部だけ元に戻す

筆跡を戻す

いきなりクレイジーダイアモンドを繰り出す仗助。わかったぞッ!電話機と敏腕銀行員を融合させるんだなッ!いや違う、殴ったのは宝くじだッ!宝くじと敏腕銀行員を融合させるのかッ!なんと宝くじに書かれた文字(インク)の一部を書かれていない状態に戻します。応用力が凄い。ひょっとして電話かける前に消してしまえば良かったのでは?ボールペンで書かれた文字を消せるって契約書泣かせの技ですね。

ダイナミックで繊細な無駄に技巧を凝らせた力技でなんとか急場をしのぎ切った仗助たち。500万円の現金手形を受け取ることに成功します。めでたしめでたし。To be continued.

3人で分けるのが惜しくなったってわけかよ。そういうことは通用しねー金額だよな

重ちー

しかし、ここで終わるわけがありません。まだ放送時間が20分近く残っています。重ちー御謀反、案の定500万円を独り占めしようとします。ジョージ・ジョースターなら逆に考えて「譲っちゃってもいいさ」と考えてくれたかもしれませんが、さすがの仗助もここは譲れません。2万円で手を打とうとする舐め腐った態度の重ちーに億泰の右ストレート炸裂!手形を奪いました。コワイ!

やるもんかよ…やるもんかよ…

殺意の重ちー

完全に殺意の波動に目覚めた重ちー。億泰の耳を抉り、手形を奪い返します。「それ以上追って来たら殺すぞ」の言葉には脅しやハッタリ以上の重みが込められています。まじに中学生かよ。出会った当初の「きれいな重ちー」を返して……。

ハーベスト

億泰のボンタンの内部での攻撃方法もかなりえぐいです。黒塗りの仕事量が半端じゃありません。緑のはハーベストの影です。カビとかじゃありませんが、何かグロいです。億泰はクレイジーダイアモンドで治せるから酷い目に会わせても大丈夫の精神で話が進んでいきます。

単純だが結構頭いいんじゃねぇか…?野郎本能みてーなもんか

ハーベスト

手形を持って逃げる重ちー。そしてそれを追いかける億泰&仗助コンビ。残念なおつむと思われていた重ちーですが、意外にもハーベストの様々な応用を見せます。キャタピラのようにして移動速度を速めたり、壁を登ったり、パイプで罠を仕掛けたり。極め付けには酒をくすねて血管に直接注入するえげつない攻撃をします。そしてアルコールの麻酔成分で動けなくなた所で積極的に眼球を狙っていくダーティーファイト。このまま仗助と億泰はハーベストの手に掛かり、軍隊蟻の進路に足を踏み入れたジャガーめいて負けてしまうのか!?

(おめーの考えてることピンときたよ。この仗助くんは!)

ハーベスト

堪らず「勘弁してくれ!俺たちが悪かった!」と有り金と今までもらった分け前を重ちーに渡そうとする億泰。本当に降参してしまうのか!?いや頭を下げつつも億泰の目は敗北者の目にはなっていない!具体的にはこの目は撒き餌で狸を誘い寄せてふん捕まえるみてーに野郎本体を金で誘ってやっつける男の目である。まんまと引っ掛かりホイホイと近づいてくる重ちー。その顔はアホ面丸出しであった。

しかしお金を受け取る寸前のところでこの作戦は重ちーに気が付かれてしまいます。野生の本能恐るべし。

気付いてないようだな。この時点でお前の勝ちはもうないってことが

仗助

だが重ちーは残る2つのことには気が付いていませんでした。
一つ目は『億泰のザ・ハンドの能力』。重ちーが射程内に入ったところをザ・ハンドが空間を削り取って手形を奪還します。そしてもう一つは『仗助のクレイジーダイアモンドの能力』。現金手形を破いてしまえばそれを直せるのはクレイジーダイアモンドだけです。これでは重ちーの一人勝ちは不可能です。

さらに追い打ちをかけるように手形を風に散らせてしまう仗助。500万のためにハーベストを総動員して回収に向かわせます。これで重ちーを守るスタンドはなくなり、敗北が決定してしまいました。億泰の鬱憤を晴らすような左ストレート炸裂!

原作で初めてこの流れを読んだとき正直言って「二人とも頭いいな」と思いましたね。だって重ちーと同じタイミングで「理解不能」と「あっ理解『可』能」が脳裏に浮かびましたもん。今まで散々重ちーの事を「バカ」だの「アホ」だの「頭がドドリアさん」だの言っていましたが自分のおつむもあまり重ちーと大差ないのでした。

さてと重ちー君。ちょいと簡単なお勉強しようかな?

スタンドバトルが終わったら次は算数と社会の勉強です。「仗助君と億泰君と重清君の3人が頑張って500万円の宝くじを手に入れました。この500万円はどうやって分ければよいでしょう?」答えはもちろん3等分ですね。算数的には当然です。最初の約束と違う?仗助たちの取り分が増えている?算数的には当然正しいので大丈夫。

きれいな重ちー

そして宝くじは自分一人では手に入らなかったと気が付き、邪悪の権化と化していた重ちーが浄化され改心します。心の汚れどころか鼻血まで吹っ飛ばしたこの衝撃。綺麗な重ちー復活!

高校1年の分際でこんなに持ってるとはチョイと許せんがto be continued

三人

改心したと思いきややっぱり強欲な重ちーとしれっと口座開設を勧める敏腕銀行員のしたたかさ、そしてちょっと私情の混じったナレーションで幕を閉じます。

一人頭166万6666円を手に入れた3人。ハーベストで町中から券を拾い集めた重ちー、そもそものアイデアを考案した仗助、そして一見何もやってなさそうな億泰ですがよくよく考えてみると宝くじを発見したのは彼です。実際この3人がいなければ500万円は手に入らなかったでしょう。今回の騒動を通して育まれた友情はきっとこの166万6666円よりも大きな価値を持つでしょう(適当)

我ながら恐ろしいほど投げやりな最後のまとめになりましたがそれもそのはず。すでに私の目は来週に向かっているのです。来週は「山岸由花子はシンデレラに憧れる」です。先週アニオリで康一君と由花子を出して前振りしていましたが、まさか原作と順番を入れ替えてくるとは思いませんでした。しかしながら今までもアニオリを入れる時は次にやる話の伏線になることが多かった。「先週は唐突なアニオリだったな」と奇妙に思いながらもこのことを予想できなかったのがちょっと悔しかったです。

以上感想でした。お読みいただきありがとうございました。

キン肉マン178話 完璧なる才能!!の巻 感想

キン肉マン118話「完璧なる才能!!の巻」の感想です。

運命のロックアップ

まずは序盤の基礎、ロックアップです。互いに相手の力を確かめるかのようにリング中央で激突します。体格を比べるとキン肉マンよりネメシスの方が一回り大きいか。しかしキン肉マンも負けてはいません。キン肉王族の大王たる力をネメシスに見せつけます。

ですがネメシスも然る者、組みを仕切り直し「手四つ」でキン肉マンを押し返していきます。キン肉王族の大王としての素質はネメシスも備えています。そしてそこに完璧超人のパワーが加わり1+1=200だ!10倍だぞ10倍!

お前の持ち味は試合の流れを感じ取るセンスと対応力の高さだ

と、そこへウォーズマンの冷静で的確なアドバイスが入ります。「完璧超人のパワーに序盤から正直に真っ向勝負しようとするな」「お前の持ち味は試合の流れを感じ取るセンスと対応力の高さだ」「まずはそれを押し出して相手をかき乱してやれ」。今までキン肉マンの活躍を見てきた読者の皆さんならナルホドと唸るであろうこのアドバイス。相手がどんな奇天烈な技を繰り出してきたとしても柔軟な思考であるいはまぐれでそれに対応し、必ず逆転して奇跡を起こす。それがキン肉マン。かつてリングの上で戦い、以降激戦を共にくぐり抜けてきたウォーズマンだからこその言葉です。

ドラゴンスープレックス

キン肉マンはネメシスのバックをとりフルネルソン(羽交い締め)、そしてドラゴンスープレックス!しかし……

フフフフお前が何を仕掛けてくるかは手にとるようにわかるわ

ジャパニーズ・レッグロールクラッチ

ここでネメシス、足を絡めドラゴンスープレックスを阻止。難なくキン肉マンのフルネルソンを脱します。さらに手四つの力勝負を誘い、それをブリッジでいなします。そしてそこからパイルドライバーとジャパニーズ・レッグロールクラッチ!終始キン肉マンを寄せ付けず圧倒的な技術の差を見せつけます。序盤にも拘らずキン肉マンの息があがり始める大ピンチ。

息を整えるためのヒマなど与えるつもりは一切ないぞーっ!

しかも回復のヒマを与えるほどネメシスは甘くありません。即座にナックル・パートでラッシュを仕掛けます。キン肉マンも反撃しますがことごとく空を切ります。一撃一撃のパンチの重みが違うのです。パワーの違いを見せつけキン肉マンの心を折るためのネメシスの策略。ですがネメシスの策とわかっていても簡単に抜け出せるものではありません。

あのふたりは…すごい

ネメシスのラッシュを喰らい続けるキン肉マン。しかしその胸中には敗北や絶望といった文字はありません。あるのは今は亡き友、ロビンマスクとラーメンマンのことです。健闘虚しくネメシスという強敵を前に散っていった二人の凄さを実感するとともに自らを奮い立たせるキン肉マン。ついにネメシスのフックを回避し渾身のストレートを繰り出します。

歴然たる素質の差……

…が、ダメ。渾身のストレートにあわせたネメシスのカウンターがキン肉マンにクリーンヒット。愕然とした表情でへたり込むようにダウンするキン肉マン。身体的なダメージはあまりなさそうですが精神的なショックは重大そうです。

今回の話は格闘技の三要素「心技体」を軸として作られていたように思います。まず一番最初の組み合いによるパワー比べ(体)と関節技の掛け合い(技)でネメシスは圧倒的な差を見せつけました。そして次にラッシュにより心を折りにかかりました。一度は奮起したキン肉マンでしたがネメシスのカウンターはそれすらも上回り、キン肉マン(及び読者)を驚愕させました。

ネメシスのラッシュに対しミート君が「それは策略です」といったとき実は最初はちょっと違和感を覚えました。「ただ単に技術が上回っているだけで策略というのはおかしいと違いますのん?」と。しかし「それ」がラッシュだけでなくその前の組み合いと技の応酬を含めた試合序盤の流れ全体を指すのなら、その流れを作ったことこそがネメシスの「策略」といえるのではないでしょうか。だとするとネメシス、なかなかのブッカー(脚本家)です。

以上感想でした。お読みいただきありがとうございました。

ジョジョ 4部ダイアモンドは砕けない 18話『「重ちー」の収穫(ハーベスト)その1』

ジョジョの奇妙な冒険 ダイアモンドは砕けない 18話「重ちー」の収穫(ハーベスト)その1の感想です。

貯金の残金が285円しかない!2万円もあった俺の預金が!

「まるで自覚症状もなく病のように僕達の街、杜王町には何者かが潜んでいて街のどこかで殺人を行っている」冒頭の康一君のシリアスなナレーションから一変、仗助の悲痛なる叫びが銀行に木霊します。明らかにクレカの使い過ぎ、これも自覚症状のない病です。もうちょっとでクレカ停止の段階で気が付けたのは幸いか。しかし不動産王のパパがいるのに預金285円、手持ち12円とか何らかのスタンド攻撃を疑っても良いレベルです。

おい…また一匹合流してきたぜ。なんだこりゃ!?いっぱいいるぞ!

ハーベスト

「イチエン ミツケタゾ! シシシッ!」とATMの下から這い出てきた謎の小型スタンドを追いかける仗助。途中で億泰と遭遇し一緒に追跡を続けます。すると同じ見た目の小型スタンドが十、五十、数百と次々と合流し、まるでバッドカンパニーのように群を作っていきます。アニメでは3DCGで描かれていますがこれを手作業で書くことになったらと考えるだけで身震いがします。

仲間だ…初めてだスっ!オラの名前は矢安宮重清っつーだ。

重ちー
億泰「結構おふくろさんは美人なのね…不思議……」

このスタンドの本体は「矢安宮重清(やんぐう しげきよ)」通称「重ちー」。杜王町中の落ちている小銭を群体スタンド『ハーベスト』に集めさせ、自分はペットの亀を侍らせながら切手に舌鼓を打つ退廃的ブルジョワ生活を送っている中学生ドドリアであると言ったようなことを言っていたような気がしますがよく覚えていません。仗助も億泰も視聴者もみんな小銭に夢中でした。

俺はくれるっつーもんは病気以外なら何でも貰うかんな!

スタンドを使って結構な額の小銭を稼ぐ重ちーに二人は感心するやら、羨ましがるやら、自分の所持金を嘆くやら、小銭(150円)をネコババしようとするやら……みみっちさについては玉美の事あんまり言えないぞ……。

友情の印にと重ちー(12万円)は稼いだ小銭の半分を哀れなる二人に恵もうとします。プライドもなくしっかり受取ろうとする億泰(150円)と辛うじて良心がはたらき断ろうとする仗助(12円)。「病気以外なら何でも貰う」と真田昌幸みたいなことを言う億泰(150円)に対し「私にいい考えがある(意訳)」と仗助(12円)は答えます。

1枚や2枚じゃあただの紙クズ。しかしよ~ッ街中に捨ててあるやつを何千、何万枚とハーヴェストで拾ってくりゃよ~!

新ビジネス

仗助が考え付いたアイデアとは小銭と同じような価値を持ちながらも1枚2枚では無意味で捨てられがちな「スタンプシール」や「クーポン」を町中から集めること。アイデアは見事成功し、ハーベストは大量のシールや券を集めてきます。その数は明らかに先程の小銭よりも多く、三人は期待に胸を膨らませます。

重ちーと出会って数分でこのアイデアを考え付く仗助の機転はさすがジョセフの息子といったところでしょうか。この発想力があればクレイジーダイヤモンドを使った小銭稼ぎを考え付きそうですが灯台下暗しって感じでしょうか。

億泰君と…誰だろう。億泰君…はっ!

アニオリ
由花子は見ていた

アニオリの換金中の仗助を待つ億泰と重ちー、それを見かけた康一君とさらにそれを柱の陰から覗く由花子。康一は由花子を見るや否やすぐに逃げ出してしまいます。自業自得のはずなのにそのあとの由花子の悲しそうな顔を見ると由花子が可哀相に見える不思議。このすれ違いが「シンデレラ」の話につながっていくのでしょうがそれはまた先の話。

それがよ~。ちと予想外の事態が起こってよ~

重ちー

表情を暗くし、深刻そうな顔で「予想外の事態」と切り出す仗助。『「予想外」に「6万1500円」になったぜ』と思いっきり溜めてからの結果発表は重ちーの脳細胞を破壊しアヘ顔せしめるほどの威力を発揮します。

あ、そうそう。分け前の一万円だよ

重ちー

首尾よく6万円以上を稼ぎ出した三人。しかし重ちーが二人によこした分け前は50%の3万750円ではなく1万円、雲行きが怪しくなってきました。約束を反故にされた二人は当然問い詰めますがしらばっくれる重ちー。口笛を吹いて誤魔化そうとしますが吹けてません。しかたなく1万円もらえただけ良しとする仗助に対し億泰は納得がいかない様子。

「0から3万儲けた」と考えるか「6万のうち3万を渡さないといけない」と考えるかで変わってきます。貰える金額が同じなのにどう考えるかで「幸福度」が変わってしまうのです。金額が大きくなるにつれて重ちーにとっては後者の気持ちが大きくなった、そしてさらに悪いことに仗助のように冷静に割り切れるほど重ちーは精神的に成熟していません。

SG組12・13・14!SG組121314~!

重ちー

重ちーに怒り心頭な億泰ですがちゃっかりとスタンプシール以外のものも集めさせていました。年賀状や福引券、宝くじなど景品の交換し忘れを狙う億泰のアイデア。手間もかかるしリターンも見込めなさそうなはっきり言ってすごく効率の悪そうな方法です。しかし何とこれが大当たり3等500万円を叩きだします。これには流石の二人もぶっ壊れ謎の妄想空間にトリップします。

重ちー

先程の反省を活かさず500万円が当たったことを大声で叫んでしまう億泰。ここで重ちーに隠しておけば…と思ってしまうのはご愛嬌。

(拾ってきたのはオラのハーヴェストだ…500万…半分もやるもんか…)

重ちー

言わんこっちゃない。変なテンションの二人を後目に重ちーが殺意の波動を心に秘めています。セルメダルを放り込めば良いグリードが生まれそう。

to be continued

数千円なら気前よく渡していた重ちーですが、これが数万円単位になると態度を一変させました。変わったのは重ちーだけではありません。仗助&億泰も金額が上昇するにつれてリアクションが弾けていきました。こんなテンションの二人見たことがありません。悲しきかな、これが人間ってもんです。

それではこれが「数百万単位」なら?さらに当事者たちが「スタンド使い」なら?行きつく先は一つしかないでしょう。次週『「重ちー」の収穫(ハーベスト)その2』こうご期待。

以上感想でした。お読みいただきありがとうございました。

キン肉マン177話 友情と孤高!!の巻 感想

キン肉マン177話 「友情と孤高!!の巻」の感想です。

ラッキーゾーンに人が!?

ドームのグラウンドへ入場するキン肉マン。当然そこでは野球は行われておらずグラウンドの中央にリングが設置されています。観客が多すぎてラッキーゾーンを急遽立見席として開放しなくてはならないほどの満員御礼です。

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ラッキーゾーンにはバースら阪神の選手たちも(もう少し良い席を用意したげて……)。さらにお手製と思われるプラカードも掲げられています。「キン肉マンガンバレ」「打倒ネメシス」「マッスルデビル」(カレクックが命名。かなりコアなファンと思われます)「牛丼ひと筋」(!?!?)などなど。

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かつては野球に追いやられ、邪魔にならないように超人プロレスを行っていたキン肉マンも昔の話。今は正義超人代表として大観衆から声援を受けるまでに成長しました。反対に変わらないものもあります。それは正義超人の友情さ!観衆の中にはチエの輪マンにキューブマン、そして名(迷?)試合を繰り広げたキングコブラの姿もあります。これには流石のキン肉マンもうるっと来ています。

一日足らずでここまで手はずを整えられる。
これが我が宇宙超人教会の実力じゃあぁぁー!

超人閻魔に「開会実績がある」などと豪語していただけはあって完璧に会場を整えてきた委員長。この手際を国立競技場での正義超人席に活かせなかったものか……。

キン肉王族の白いケープ

キン肉王族の白いケープを纏い青コーナーよりキン肉マンがロープを飛び越え颯爽とリングイン。セコンドにはミート、テリーマン、ウォーズマンが付きます。

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なぜかキン肉マンの名前を2回呼ぶネメシス

それに対し赤コーナーよりネメシスもリングインします。身に纏うはキン肉マンと同じ「キン肉王族の白いケープ」!古くなりボロボロではありますがたしかに本物です。そしてセコンドには誰もいません。

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コスチュームは王位争奪戦の時のもの

かたや大王としてキン肉王族たる誇りを背負ってリングに立つキン肉マン。かたや自分のキン肉族としての出自を呪いと断じ、孤高を貫くネメシス。悪魔将軍も言う様にこの戦いはまさにシルバーマンとザ・マンの代理戦争。正義か、完璧か、友情か、孤高か、二人のキン肉王族の戦いがついに始まります。

「いい目つきだ では始めようか キン肉マン」
「へのつっぱりはいらんですよ!」

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おお!言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信だ!ここでこの言葉が出るとは……。おそらく皆さんご存知第一巻からのキン肉マンの名台詞です。惜しむらくは『言葉の意味はよくわからんが~』がセリフではなく編集さんのアオリ文で書かれている点。せっかくのアオリですが単行本では載らないのではないでしょうか?もったいない!

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グレコはともかく三星だと別の会社になってしまいます…。

そしてこの試合前にこのセリフを出したということは、ネメシス戦が恐らくキン肉スグルの最後の試合となるのではないでしょうか?となるとザ・マンと戦うのはやはり……。

以上感想でした。お読みいただきありがとうございました。

ジョジョ4部 ダイアモンドは砕けない 第17話 岸部露伴の冒険 感想

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ジョジョの奇妙な冒険4部 ダイアモンドは砕けない 第17話 岸部露伴の冒険の感想です。ネタバレ注意。

 

ああッ!岸辺露伴んんんー!

地図の看板の裏からひょっこり登場した岸部露伴。先々週に仗助にドラられてたはずなのにかなり元気そうです。原作では「連載は休んでいるけど」と言っていたので1か月は経っておらず、ひょっとすると放送の日程と同じぐらいの2週間ぐらいしか作中でも経っていないかもしれません。スタンド使いはタフでなきゃ務まらん!

これには康一君もびっくり。原作の1.5倍ぐらいの勢いで驚いています。

ヘブンズ・ドアーで君の記憶を読んだ時実際の所僕は尊敬の気持ちを感じたんだ。
なんか君とは気が合いそうな気がする。そう思わないかい?

玉美、由花子、間田に続き露伴からも好かれる康一君。この天然ジゴロっぷりは水滸伝で言えば確実に天魁星。しかし「羨ましい」だとか「俺も康一君のようになりたい」だとかそういう気持ちはまあ起こりません。不思議!

この岸辺露伴が頭を下げて頼んでいるのに
君はたった数十m歩くだけのことを断るのか

地図にない小道を見つけたから一緒に行ってみようという露伴先生。康一の煮え切らない態度に対し由花子のようにブチ切れたりはせず、上記のねちっこい嫌味で返します。

しかし露伴先生、全く頭を下げる気はないのにこのセリフ。露伴先生にとっては命令形ではなく頼んでいる時点でかなり譲歩しているという気持ちなのでしょう。いけないぞ、露伴先生。

康一君も5分だけならと譲歩しますが絶対5分では済みません。なぜなら放送時間が20分以上残っているから。後半が総集編であったり、過去の回想に入ったり、悟空がかめはめ波を打つために気を溜め始めない限り絶対です。

地図のミスを見つけると図書券が貰えることがあるんですよ

地図を携え小道を探索する露伴と康一。地図のミスに愚痴る露伴先生に対し、康一君は「図書券が貰えるかも」と少しうれしそう。

しかし実際図書券をもらうことができるんでしょうか?町中では常に新しい建物が建ったり壊されたりしています。最新の地図であっても数か月経てば誤りの2・3個出てきそうです。それらに対して一々図書券を配っていてはそれこそ「図書券の2枚や3枚じゃ済まない」ような気がするのですが…。それとも今回のように「道ごと間違えた」場合や「ミスプリント」の場合などに限られるのでしょうか?ググってもジョジョ関係の話題しか出てこないので具体的なことは私にはわかりません。

おかしいな…いつの間に最初の所に戻ってきたんだろう…

だれも住んでいない空家、電気の通っていない自販機、歩いても歩いても同じ場所に戻ってしまう謎のループ、エコーズに触れた正体不明の「何か」。徐々に奇妙な冒険になってきました。ジョジョだけにね!

そして二人に迫る怪しい人影。その正体とは――――。

ただの女の子だ。名前は杉本鈴美16歳。住所は(以下略

先手必勝で容赦なく本に変える露伴先生。名前、年齢、住所を速攻で割り出されます。正体判明。さらにスリーサイズ、彼氏の有無、初潮、ファーストキッスなどもばらされます。やめたげてよ。流石の康一君も「ちょっと待って!岸部露伴ン―――ッ!」とフルネーム&呼び捨てで止めます。

ポッキー占いよ。折れた感じで占うの。あなた我儘でしょ。
それも結構人をひっかきまわす性格ね。フラれる原因はそれよ

何もなかったかのように杉本鈴美に小道を案内してもらう二人。

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ポッキー占いの精度が凄い。占いというかもはや性格診断ですが。「ぜんぜん当たってないよな~」などと露伴先生は嘯きますがが無自覚だったんですね。これはひょっとして将来「女の子にフラれる」の部分も当たってしまうのか。

ここの家ね。15年程前殺人事件があったんですって

杉本鈴美の口から語られる「殺人事件」の話。目の前にある家で昔住んでいた一家がペットの犬も含めて全員殺害されるという事件が起こったそうです。

話の流れから見るにベッドの下に隠れていたのも、手をペロペロしたのも、ククーンと鳴いたのも全て吉良吉影ということになります。吉良さん変態じゃないですかと思いましたが変態でしたね。

そう。その女の子ってのは私なのよ。幽霊なの。アーノルドと私は

まさかの怪談二段オチ。安心しきったところにもう一発叩き込む飛天御剣流も真っ青な隙の生じぬ二段構え。鈴美おねえちゃん容赦ありません。

流石に二人もブルっちまい一目散にスタコラサッサです。露伴は康一の腕をつかんで走ります。引きずるようにどころか宙に浮いています。露伴に振り回される康一君(物理的)。
しかし、小道のループのせいで戻ってきてしまったり、エコーズを上空に飛ばそうとして自分が飛んでしまったり(うっかりですね)逃げることなど不可能な状況。

人を怨霊みたいに言わないで!私が何したって言うのよ!
あんた達がカッテこいてビビってんじゃあないのよ!

「自分は敵ではない」と穏やかに伝える鈴美(ジョジョにおいてスタンド攻撃を交えない会話は実際穏やか)

露伴と康一からしてみれば「あんたがビビらせたんでしょうが」と言いたくなるところでしょうが、鈴美おねえちゃんの圧倒的トーク能力の前にそんな考えは一切思い浮かびません。ワザマエ!

あなた達生きてる人間が街の誇りと平和を取り戻さなければ一体誰が取り戻すっていうのよッ!

鈴美はさらに「事件の犯人は捕まっていない事」「犯人がこの杜王町で殺しを続けていること」を伝えます。

上記の言葉からは「自分や殺されてしまった者の悲しみ」「15年何もできずただ待つことしかできなかった無念さ」だけではなく「この町の平和と誇りを取り戻したい」「生きている人間を守りたい」という気持ちを感じたからこそ露伴は彼女に尊敬の思いを抱いたのでしょう。ただ自分の恨みつらみではなく、今生きている人のため、つまり自分とは直接関係ない赤の他人のためというところがポイント。

「あの幽霊の生き方には尊敬するものがある。生きている人間のためにたった一人で15年も戦っていたとはな」

そこまで何が起ころうと決して後ろを振り向かないと約束して

話を終えた鈴美は二人を小道の出口まで案内します。そこであの世とこの世の境目を出る際の奇妙な決まり事を伝えます。それは「決して振り返ってはいけない」。このヨモツヒラサカめいたメソッドに逆らうと実際死ぬ。

「何か」が康一に鼻息を吹きかけたり、後頭部をペロペロしたりして後ろを振り向かせろうとします。そしてついには出口手前で鈴美の声真似をして康一を振り向かせることに成功します。芸が多彩。

しかしここは露伴先生の機転とスタンド能力でなんとか脱出することができました。「僕がいてよかったな!」と露伴先生。確かにそうなのですが……そもそもここに連れてきたのは露伴先生のような……。何たるマッチポンプか!

警察に保護された時たった一言だけを繰り返して泣いておったそうだ。
「鈴美お姉ちゃんが窓から逃がしてくれた」とな

小道での冒険後、露伴は一人墓地を訪れます。杉本家の墓を確認するためです。しかし、そこで出会った住職から驚愕の事実が告げられました。なんと「杉本一家殺害事件時に露伴も杉本家に滞在していた」「鈴美が露伴を逃がしてくれたおかげて露伴は助かった」というのです。

考えてみると「杜王町を守る」という動機が薄そうな露伴ですが吉良と因縁が一番深いのが露伴だったりします。

to be continued

アンジェロ、弓と矢といった杜王町の危機が去ったと思いきや、新たなる因縁の幕開けとなるこのお話。いくつか気になる点が残ります。

鈴美が語った事件の話の中では「露伴の情報」がすっぽりと抜けていました。なぜでしょうか?相手が露伴だと気づいていたから?それとも単に話をまとめやすくするため?

あの小道はいったい何者なのか。デッドマンズQの「屋敷の幽霊」のようなものなのか?作中では最初にエコーズを空へ飛ばした際に空中で触れたのは「鈴美」だと康一は考えていましたが実際はそうなのでしょうか?

最後は取り留めのない疑問で終わってしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございました。