ハロウィンに向けてちょっと怖いボカロ曲【海外記事翻訳】

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この記事は海外記事「Halloween – Vocaloid Style by DaiSukiYuki」を翻訳したものです。

皆さんもご存じのとおり沢山のボカロPにより作られるボカロソングは多種多様を極めます。可愛いポップソング、かっこいいロック、心にしみるようなバラード……などなどです。今回はその中からハロウィンを彩るにふさわしい「怖いボカロソング」に焦点を当てた記事です。


 

10月も終わりに近づき、ハロウィンの季節となりました。ハロウィンの夜は「ちょっと怖いボカロソング」を聴きながら過ごすべしと考え、いくつかの曲をピックアップしてきました。全ての歌へのハイパーリンクも用意してあるので是非見てみてください。

1. Scissoroid (シザーロイド)

まず初めに紹介する初音ミクの曲は、青い髪の”マスター”と呼ばれる人物を巡りミクとルカの間で巻き起こる「Yandere」の物語です。ルカとミクはボーカロイドの姉妹で、妹のルカは「姉のミクのような歌姫」になることを夢見ています。ミクは一緒に歌を練習する妹ができて大喜び。しかしその結果は悲しいものでした。ルカは”マスター”の心を奪い、独り占めしてしまったのです。さらに歌が続くにつれこのことに対する悲しみと怒りは増していき、遂にはルカの充電プラグを切る(ボーカロイドに対する疑似的な殺人行為に等しい)ことを計画するまでに至りました。そして――。

この歌自体は簡単な映像で描写されており、ミクとルカの互いの気持ちと行動が描かれています。個人的にはこの曲はボーカロイドの歪んでしまった心を歌い上げるシンプルで素晴らしいヤンデレソングだと思っています。

2. Okaasan(おかあさん)

この歌にはより恐ろしいアイデアが使われています。ちなみに「Okaasan」は英語で「Mother」を意味する言葉です。この歌には多くの言葉は使われていません。しかし誰かが首を絞められているようなことを描写する単語が歌詞の中に何度も現れます。音楽も聞き手に恐怖を抱かせるように作られており、特にミクの声は背筋も凍るような音声に仕上がっています。歌声は非常に高音で、まるで犠牲者の無邪気さを表しているようです。何度も現れる「お母さんが来る」の歌詞で緊張感を高め、最後は歌声がゆっくりになり声も低く潰されていき曲の終わりを迎えます。おそらく彼女は……。

非常に短い曲で、同じメロディが何度も繰り返される単純な曲です。映像はなくただ赤字で書かれた絶えず動き続けている「おかあさん」の文字と赤字の歌詞、そして背景の恐ろしい見た目のミクだけで構成されています。しかし、にも拘らずこの曲は最も怖い曲の1つと断言することができます。「おかあさん」というタイトルでありながら母の愛とは対極に位置する歌詞はあなたの心に恐怖を植え付けてくれることでしょう。

それだけではありません。この曲には隠れたメッセージが存在しています。何らかのソフトを使って逆再生してみると……?(おかあさん 逆再生版)

3. Bacterial Contamination(細菌汚染)

これはかなり有名な曲だと思います。最大の特徴は曲に完全にマッチした3Dアニメーションです。主役は初音ミクの派生ボーカロイド「Calne Ca(骸音シーエ)」です。デザインはDenio氏。彼女をあまり不気味に感じないとしたら、もうあなたも感染済みだと思われます。オリジナルデザインが秀逸なシーエですが、もしあなたが彼女のコスプレを見ればきっともっと素晴らしく感じるでしょう。

ではこの機械化されたボーカロイドの話は一旦置き、曲についての話題に移っていきましょう。真っ先に印象に残るのは一度聴いたらなかなか耳から離れないメロディと、繰り返しになりますが本当に綺麗なアニメーションだと思います。動画中に出てくるシーエのモデリングは何種類かあります。そしてそれに加えてフナムシや脳味噌、感染状態を連想させるエフェクトが加わった巨大な舞台セットなどその他のCGにもこだわりを感じられます。

そしてこの曲の裏の意味は「虐め」なのではないかと感じました。冒頭の歌詞の中にそれを思わせる言葉や表現が出てくることから明らかでしょう。「感染」とは「虐められる」ことの比喩で、歌詞の中では結果は最悪の方向に向かって行きます。この一見恐ろしい曲は実際には悲しい曲でもあるのです。この歌は賛否両論あるメッセージを持っていますが、骸音シーエとアニメーションのモデリングが素晴らしいことは否定できないでしょう。

4. Secrets Of Wysteria


この曲はオルゴールと古びたピアノのによるスローテンポのメロディによる伴奏とボーカロイド・オリバーによる(この中では唯一の)英語の歌を上手くマッチさせた曲です。動画は奇妙で不気味な物体がコーラスの間ずっと繰り返し浮かんでは消えていきます。恐らくは何らかの比喩だと思われます。曲は非常にゆっくりと進み、楽器の数も少なく、悲しく寂しげです。

この曲の最も恐ろしい部分は隠された「本当の物語」です。しかしここではあえて中身は語りません。先述の「おかあさん」は逆再生でメッセージが現れましたが、これも同様です。ただ一つ警告しておくと、この曲は特に恐ろしく感じることでしょう。(Secrets Of Wysteria 逆再生)

ですがこの曲自体は隠れたストーリーを抜きにすれば、ちょっと奇妙な曲として楽しむことができると思います。絶対聴いておくべき曲の1つです。

最後に

少なめのリストですがこれで終わりにしたいと思います。本当はもっとたくさんの曲を用意しようと思っていたのですが、最終的にこの4曲にしぼりました。兎にも角にもこれらの曲を聴き、皆さんが良いハロウィンを過ごせたら幸いです。

引用元:Halloween – Vocaloid Style by DaiSukiYuki

 


一言で「怖い」と言っても沢山の種類があるんですね。バリエーション豊かでためになる記事でした。

おまけ

Secrets Of Wysteria の動画の紹介のところで、なぜかこれにリンクが貼られていたんですが……。


 

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