ナユタン星人「ナユタン星からの物体X」感想レビュー【海外ニュース翻訳記事】

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この記事は英文レビュー記事「Nayutan Sei Kara No Buttai X review by Food」を翻訳したものです。

今回のレビューはナユタン星人の「ナユタン星からの物体X」。地球から遠く離れたナユタン星からやってきた謎のボカロP・ナユタン星人。彼の作り出す曲の中毒性のあるメロディとスペーシーさのあふれる歌詞は国境を越えて(というか惑星間を越えて)どう捉えられるのでしょうか?

アルバム情報

「ナユタン星からの物体X」は2015年11月14日に発売されたアルバムだ。収録曲は8曲あり、全て初音ミクがボーカルを務めている。またボカロP・ナユタン星人のデビューアルバムでもある。つまり現時点での彼(もしくは彼女かもしれないが便宜上彼と表記するよ)の唯一のアルバムであり、今までのCDと比べて批評することはできない。

ナユタン星からの物体X:収録曲

01.アンドロメダアンドロメダ
02.ライブラ
03.飛行少女
04.パーフェクト生命
05.水星のワルツ
06.ハウトゥワープ
07.ロケットサイダー
08.ストラテスラ

作品のレビュー

アルバムを再生すると、まず君が耳にするのは「アンドロメダアンドロメダ」の特徴的なイントロだろう。この曲がアルバム全体のペースを確定させる。すなわちこのCDの曲がどのようなものかを伝える「要約」のような役割を果たしている。キャッチーな前奏、聴く者の興味をぐっと引きつける魅力的なメロディ、中毒性のある終始一定のテンポ、それこそが「この曲の特徴」であり「このアルバムの特徴」だ。この曲はその後の曲の進行の基本を作っていて、コード進行、歌詞、イントロなどの特徴を掴むことができるだろう。とは言ってもここでの「要約」が全てという訳ではない。

このアルバムを聴いて僕が注目したのは「音程の選び方の面白さ」だ。この点は彼の曲に一風変わった、そしてナイスな味わいを付加している。例えば「飛行少女」はまるで調子を外しているかのように聞こえるだろう。しかしそれが曲の良さにつながっている。聴く人の注意を惹きつけ没入させる要素となっているんだ。コード進行も見事で、ここにジャズの影響が現れている。しかし曲自体はポップロックのカモフラージュされているため注意深く聴いていなければ気が付かないだろう。またこのアルバムの演出は極めてスタンダードで、ギターとエフェクトからなる多層レイヤーによって織りなされるオーソドックスなロックだ。

このCDの欠陥を一つ挙げるとすればそれは、全ての曲が「似た曲構成」を「同じライブラリ」を使い「均一のテンポ」で進行していくという「単調さ」だろうか。各曲を別々に聴いていれば大きな問題ではないだろう。しかしアルバム全体を通しで聴く際にはこの点は少々煩わしい。例えば「アンドロメダアンドロメダ」と「ハウトゥワープ」を連続で聴けば多くの類似点が見つかるだろう。一つ一つの曲に対しもっと個性を与えることができればもっと違った印象になるだろうし僕はそうなってほしい。

最後に

全体として丁寧に作られており、非常に聴きやすいCDだ。各曲ともグルーヴィーで移動中に聴いたり、友達と一緒になって聴いたりするのにうってつけだ。もし君に歌詞をじっくり眺める時間があるなら、CDと一緒になって口ずさんでみるのも最高だろう。

少し変化に欠けるところもあるが、それを補うほどの非常にわかりやすい魅力を持っている。かなりハイレベルなデビューアルバムであると確信を持っておすすめできるよ。

出典:Nayutan Sei Kara No Buttai X review by Food(Miku Database)


動画も良いですよね。ただ左右反転してるだけなのに飽きずに見ていられます。


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