ジョジョ4部 ダイアモンドは砕けない 第17話 岸部露伴の冒険 感想

page-jojo17b
ジョジョの奇妙な冒険4部 ダイアモンドは砕けない 第17話 岸部露伴の冒険の感想です。ネタバレ注意。

 

ああッ!岸辺露伴んんんー!

地図の看板の裏からひょっこり登場した岸部露伴。先々週に仗助にドラられてたはずなのにかなり元気そうです。原作では「連載は休んでいるけど」と言っていたので1か月は経っておらず、ひょっとすると放送の日程と同じぐらいの2週間ぐらいしか作中でも経っていないかもしれません。スタンド使いはタフでなきゃ務まらん!

これには康一君もびっくり。原作の1.5倍ぐらいの勢いで驚いています。

ヘブンズ・ドアーで君の記憶を読んだ時実際の所僕は尊敬の気持ちを感じたんだ。
なんか君とは気が合いそうな気がする。そう思わないかい?

玉美、由花子、間田に続き露伴からも好かれる康一君。この天然ジゴロっぷりは水滸伝で言えば確実に天魁星。しかし「羨ましい」だとか「俺も康一君のようになりたい」だとかそういう気持ちはまあ起こりません。不思議!

この岸辺露伴が頭を下げて頼んでいるのに
君はたった数十m歩くだけのことを断るのか

地図にない小道を見つけたから一緒に行ってみようという露伴先生。康一の煮え切らない態度に対し由花子のようにブチ切れたりはせず、上記のねちっこい嫌味で返します。

しかし露伴先生、全く頭を下げる気はないのにこのセリフ。露伴先生にとっては命令形ではなく頼んでいる時点でかなり譲歩しているという気持ちなのでしょう。いけないぞ、露伴先生。

康一君も5分だけならと譲歩しますが絶対5分では済みません。なぜなら放送時間が20分以上残っているから。後半が総集編であったり、過去の回想に入ったり、悟空がかめはめ波を打つために気を溜め始めない限り絶対です。

地図のミスを見つけると図書券が貰えることがあるんですよ

地図を携え小道を探索する露伴と康一。地図のミスに愚痴る露伴先生に対し、康一君は「図書券が貰えるかも」と少しうれしそう。

しかし実際図書券をもらうことができるんでしょうか?町中では常に新しい建物が建ったり壊されたりしています。最新の地図であっても数か月経てば誤りの2・3個出てきそうです。それらに対して一々図書券を配っていてはそれこそ「図書券の2枚や3枚じゃ済まない」ような気がするのですが…。それとも今回のように「道ごと間違えた」場合や「ミスプリント」の場合などに限られるのでしょうか?ググってもジョジョ関係の話題しか出てこないので具体的なことは私にはわかりません。

おかしいな…いつの間に最初の所に戻ってきたんだろう…

だれも住んでいない空家、電気の通っていない自販機、歩いても歩いても同じ場所に戻ってしまう謎のループ、エコーズに触れた正体不明の「何か」。徐々に奇妙な冒険になってきました。ジョジョだけにね!

そして二人に迫る怪しい人影。その正体とは――――。

ただの女の子だ。名前は杉本鈴美16歳。住所は(以下略

先手必勝で容赦なく本に変える露伴先生。名前、年齢、住所を速攻で割り出されます。正体判明。さらにスリーサイズ、彼氏の有無、初潮、ファーストキッスなどもばらされます。やめたげてよ。流石の康一君も「ちょっと待って!岸部露伴ン―――ッ!」とフルネーム&呼び捨てで止めます。

ポッキー占いよ。折れた感じで占うの。あなた我儘でしょ。
それも結構人をひっかきまわす性格ね。フラれる原因はそれよ

何もなかったかのように杉本鈴美に小道を案内してもらう二人。

page-jojo17a

ポッキー占いの精度が凄い。占いというかもはや性格診断ですが。「ぜんぜん当たってないよな~」などと露伴先生は嘯きますがが無自覚だったんですね。これはひょっとして将来「女の子にフラれる」の部分も当たってしまうのか。

ここの家ね。15年程前殺人事件があったんですって

杉本鈴美の口から語られる「殺人事件」の話。目の前にある家で昔住んでいた一家がペットの犬も含めて全員殺害されるという事件が起こったそうです。

話の流れから見るにベッドの下に隠れていたのも、手をペロペロしたのも、ククーンと鳴いたのも全て吉良吉影ということになります。吉良さん変態じゃないですかと思いましたが変態でしたね。

そう。その女の子ってのは私なのよ。幽霊なの。アーノルドと私は

まさかの怪談二段オチ。安心しきったところにもう一発叩き込む飛天御剣流も真っ青な隙の生じぬ二段構え。鈴美おねえちゃん容赦ありません。

流石に二人もブルっちまい一目散にスタコラサッサです。露伴は康一の腕をつかんで走ります。引きずるようにどころか宙に浮いています。露伴に振り回される康一君(物理的)。
しかし、小道のループのせいで戻ってきてしまったり、エコーズを上空に飛ばそうとして自分が飛んでしまったり(うっかりですね)逃げることなど不可能な状況。

人を怨霊みたいに言わないで!私が何したって言うのよ!
あんた達がカッテこいてビビってんじゃあないのよ!

「自分は敵ではない」と穏やかに伝える鈴美(ジョジョにおいてスタンド攻撃を交えない会話は実際穏やか)

露伴と康一からしてみれば「あんたがビビらせたんでしょうが」と言いたくなるところでしょうが、鈴美おねえちゃんの圧倒的トーク能力の前にそんな考えは一切思い浮かびません。ワザマエ!

あなた達生きてる人間が街の誇りと平和を取り戻さなければ一体誰が取り戻すっていうのよッ!

鈴美はさらに「事件の犯人は捕まっていない事」「犯人がこの杜王町で殺しを続けていること」を伝えます。

上記の言葉からは「自分や殺されてしまった者の悲しみ」「15年何もできずただ待つことしかできなかった無念さ」だけではなく「この町の平和と誇りを取り戻したい」「生きている人間を守りたい」という気持ちを感じたからこそ露伴は彼女に尊敬の思いを抱いたのでしょう。ただ自分の恨みつらみではなく、今生きている人のため、つまり自分とは直接関係ない赤の他人のためというところがポイント。

「あの幽霊の生き方には尊敬するものがある。生きている人間のためにたった一人で15年も戦っていたとはな」

そこまで何が起ころうと決して後ろを振り向かないと約束して

話を終えた鈴美は二人を小道の出口まで案内します。そこであの世とこの世の境目を出る際の奇妙な決まり事を伝えます。それは「決して振り返ってはいけない」。このヨモツヒラサカめいたメソッドに逆らうと実際死ぬ。

「何か」が康一に鼻息を吹きかけたり、後頭部をペロペロしたりして後ろを振り向かせろうとします。そしてついには出口手前で鈴美の声真似をして康一を振り向かせることに成功します。芸が多彩。

しかしここは露伴先生の機転とスタンド能力でなんとか脱出することができました。「僕がいてよかったな!」と露伴先生。確かにそうなのですが……そもそもここに連れてきたのは露伴先生のような……。何たるマッチポンプか!

警察に保護された時たった一言だけを繰り返して泣いておったそうだ。
「鈴美お姉ちゃんが窓から逃がしてくれた」とな

小道での冒険後、露伴は一人墓地を訪れます。杉本家の墓を確認するためです。しかし、そこで出会った住職から驚愕の事実が告げられました。なんと「杉本一家殺害事件時に露伴も杉本家に滞在していた」「鈴美が露伴を逃がしてくれたおかげて露伴は助かった」というのです。

考えてみると「杜王町を守る」という動機が薄そうな露伴ですが吉良と因縁が一番深いのが露伴だったりします。

to be continued

アンジェロ、弓と矢といった杜王町の危機が去ったと思いきや、新たなる因縁の幕開けとなるこのお話。いくつか気になる点が残ります。

鈴美が語った事件の話の中では「露伴の情報」がすっぽりと抜けていました。なぜでしょうか?相手が露伴だと気づいていたから?それとも単に話をまとめやすくするため?

あの小道はいったい何者なのか。デッドマンズQの「屋敷の幽霊」のようなものなのか?作中では最初にエコーズを空へ飛ばした際に空中で触れたのは「鈴美」だと康一は考えていましたが実際はそうなのでしょうか?

最後は取り留めのない疑問で終わってしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。